日本の保険は贅沢品

 横浜サカエ塾のセミナー「日本の保険は贅沢品? 」に行ってきました。講師は元米国日本生命副社長で、「日本人が保険で大損する仕組み」(日本経済新聞)を出版した橋爪健人さん。保険を全否定するわけではありませんが、経費率の高さなどを考えると、貯蓄目的で利用するというのはあまり意味がないことを実感しました。



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 海外の保険事情に詳しい橋爪さんによると、欧米では保険は最低限しか入らないということ。欧州は社会保障がしっかりしているので保険は入らないし、アメリカでは住宅ローンや節税目的で入るほか、医療保険は国民皆保険でないため入る人が多い。けれども、日本のように、社会人になったから何となく入るとかそういうことはないそう。日本の場合、健康保険や年金など社会保険制度はしっかりしているのに、なぜか日本人だけが突出して保険がすきだということでした。

 アメリカの保険料は日本の半額程度で、大きな理由として経費の高さが上げられるそうです。横浜サカエ塾の主催の後田亨さんも日本生命の出身ですが、お二人の話を総合すると、例えばがん保険の場合、経費だけで半分以上とられてしまうとのことでした。投資信託などは信託報酬が1%でも高いと突っ込みが入るのに、経費率50%とうのは、あきらかに貯蓄目的では不利ですね。ちなみに、競馬は75%、宝くじは50%の還元率があるそうですから、がん保険は宝くじよりも儲かる可能性が低いということになります。アメリカではがん保険は人気がなく、アメリカに本社があるアフラックの収益の8割は日本で稼いでいるとか。

 贅沢品とは、高価で必ずしも必要でないものと考えると、日本の生命保険は贅沢にあたるといってもいいのかもしれません。そもそも、生命保険の源流は2つあり、1つはコミュニティでお互い助け合おうと少しずつ拠出していった「講」のようなものですが、もう1つはギャンブルで、どの船が沈むかとか、要人がなくなるかなどをギャンブルの対象にして、リスクヘッジにしていたそう。世界全体で見ると9割近くがギャンブルの末裔だそうです。

 橋爪さんによると、保険はもともと分かりやすい商品だけど、貯蓄要素やさまざまな特約など不純物がいろいろ入ることでわかりにくくなっているそう。分かりやすいものを一番安いところで入るのがいいとアドバイスしていました。

 僕も会社に入りたての頃はよく分からないままに保険のおばちゃんと、同級生で大手保険会社に就職した友人に頼まれて、2社の保険に入っていました。片方は養老保険で、利率がそれなりにあるのでまだはいっていますが、もう一社の終身で定期保険特約があるやつは一昨年解約し(友人はとっくに転職している)、会社の団体掛け捨て保険に切り替えています。じつはこのほか、評判の悪い医療、学資保険、および子供の共済保険にはいっており、まだまだ見直しの余地もあるのですが、それぞれ自分で納得して続けています。けれども、保険が家に次いで高い買い物と言われるとおり、自分で納得できるものをやらなければ、多少の節約など意味が無くなりますね。良い勉強になりました。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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