ひふみ圧勝の理由を藤野氏語る 鎌倉投信のテレビ出演には…

 久々にひふみセミナーに行ってきました。ここのところ参加しようとすると満席が続いてましたが、女性アナリストが去ったので予約が取りやすくなったのかもしれません。経済状況よりも、CIOの藤野英人さんが、国内ファンドで圧勝している理由や、鎌倉投信の新井運用部長がNHKの「プロフェッショナル」に出演したことへの感想がおもしろかったので、そちらの感想をまとめます。

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 まず、ひふみ投信はR&Iファンド大賞の最優秀(日本株部門)を受賞しました。ひふみは過去5年連続で最優秀もしくは優秀(2位)をとっています。日本株のファンドは500本あるとして、5年連続で2位以内に入る確率はなんと39億分の1。まさに日本株のファンドとして、他のファンドに圧勝しているわけです。レオスキャピタルの純資産額も13日に1000億円を突破したとか。おめでとうございます。

 ただ、個人投資家として注意したいのは、R&I大賞はシャープレシオを評価するものですが、過去1年の大型株中心とした上昇相場に必ずしもついていけてません。過去1年のリターンはTOPIX39・59%を下回る37・08%。この1カ月もTOPIX3.22%に対して0.85%と劣後しています。

 さて、ひふみが他のファンドに圧勝している理由について、藤野さんは日本の他の投信が同質化していることをあげました。まず、多くの投信は設定時に大量の資金を集めたあとは、解約される一方。販社が強く、回転売買が根強いことが背景にあります。さらに、運用も同質化しています。ファンドマネージャーの大部分は男、有名大学出身、中流出身で価値観が一緒。サラリーマンなので勝っても評価されず、逆に負けたら飛ばされてしまいます。それだったら、リスクをとらないでインデックスに似た有名企業を買っていれば自分の身を守れるわけです。ほとんどのファンドがそのように守備的な状況のため、ひふみはリスクをとって積極的な運用をはかれば勝てるというのです。

 一方、アメリカの場合はファンドマネージャーは世界中から集まって激烈な競争が行われています。そうなると、むしろインデックスに勝つのは、なかなか難しくなる。日本もスチュワートシップコードやコーポレートガバナンスの観点からいって、今後、運用会社もアメリカのような激しい競争にならざるをえず、そうなったらインデックスに勝ちにくくなるそうです。あと数年でそういう時代がやってくるかもしれないということでした。

 おもしろかったのが、藤野さんの理想のファンドマネージャーの姿は長生きすること。バフェット、ソロスもそうですが、年を取ってもリスクにさらされているから、肉体的にも精神的にも元気です。キャピタルで78歳のアナリストが机の上で資料を握りしめて亡くなったそうですが、自分もそうなりたいとのことでした。早期リタイア希望の僕とは真逆の生き方ですが、そういう人でないと、厳しいファンドマネージャーとして勝ち残れないのでしょうね。

 セミナーでは、前日に鎌倉投信の新井運用部長が出演したNHK番組についての質問もでました。藤野さんはテレビをみた娘から「新井さんはお父さんと同じことを言っているのに、なぜお父さんはテレビにでないの?」と聞かれたそうです(笑)。数年前まで直販投信とはどこの馬の骨で、ファンドマネージャーは怪しい職業という偏見がみちていたなか、NHKに仲間がでられたのはうれしいとも語ってました。運用理念が違うので単純な比較はできませんが、娘さんは「リターンでひふみが勝っていることを聞いて安心した」という本音も。一番厳しい受益者はお嬢さんなのかもしれません。

 

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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